Xperia XZ Premium に BlissRoms というカスタムROMを入れてみた
動機
・Xperia XZ PremiumはAndroid9で更新が止まっており、Android10で実装されたジェスチャーに変えたかった。これにより画面が大きくなるのと、普段使っているPixel4aと使い方が同じになる。
注意
・Xperia XZ Premiumの中身がすべて消えます。
・保証も消えます。
・自己責任でどうぞ。
・G8142の場合での成功例です。他の型番は試してません。
やり方メモ
1, ブートローダーのロック解除
2, TWRPのインストール
3, BlissRomsのインストール
1, ブートローダーのロック解除
概ねの流れは下記の公式の通りだが、途中うまくいかないかもしれない。
①はそのまま従う。
②-1は、ドライバのダウンロードを行った後、
再起動する
トラブルシューティングを選択
7番を選択
普通にWindowsが立ち上がりますが、
署名のないドライバのインストールができるようになります。
Flashtoolをインストールします
http://www.flashtool.net/index.php
Xperia XZ PremiumをFastbootモードで起動し、PCにUSB接続します。
一度本体の電源を落としてから、電源ボタンと音量ボタンの上方向を同時に押しながら起動します。
LEDが青く灯れば成功です。
Flashtoolフォルダ内にあるドライバをインストールします。
C:\Flashtool\drivers\Flashtool-drivers.exe
警告が出ますがインストールします。
インストール完了。
②-2は下記のツールをインストールする。
[TOOL]Minimal ADB and Fastboot
必要なツールが勝手にインストールされる。
②-3は指示の通り従う。
③も指示に従う。
④は指示に背き下記のコマンドを実行。
fastboot -i 0x0fce oem unlock 0x[コード]
0xの後ろにスペースは空けない。
これによりアンロックが完了する。
2, TWRPのインストール
以下からダウンロード
解凍しboot.imgを書き込む
fastbootモードでコマンドプロンプト
fastboot flash boot boot.img
TWRPをダウンロード
mapleというのはXperia XZ Premiumのコードネームのようだ。
他のスマホには別の物を使う必要がある。
fastbootモードでコマンドプロンプト
fastboot flash recovery twrp-3.4.0-0-maple.img
これでインストール完了。
起動の仕方は、電源ボタンと音量ボタンの下方向の同時押し。
3, BlissRomsのインストール
ここからダウンロード
前述したとおり、mapleはXperia XZ Premiumのコード名のようだ。
他のスマホは別のコード名のものを使うこと。
これもダウンロード
ダウンロードしたzipファイルをmicroSDに書き込み、Xperia XZ Premiumに挿入。
TWRP起動。
Xperia XZ Premiuimのデータをすべて削除してから、
先程のファイルを2つインストール。
再起動でOSが立ち上がる。
以上で完了。
お疲れさまでした。
root化をする際にはMagiskを使うのが一般的な模様
TWRPでインストールすれば良さそう。
自分はroot化はしないのでパス。
感想
・本当は公式で配布されているAndroid11のAOSPバイナリを使いたかったが、ビルドしてインストールするまでの流れが文系職の人間としては面倒でやめた。
・Windows10上で仮想環境が構築できたのは収穫。個人的にはVPSを借りたほうが楽そう。
・XZpの動きはとても良くジェスチャーもしっかりと使え画面も広くなったためかなり満足。
以上
追記
Netflixと相性が悪いのか、本体の再起動がかかってしまいます。
ちょっと残念。
コメント
コメントを投稿