雑記: MSI X570-A PROについて

マザーボードのお話です。

今現在自分はMSIのX570-A PROを使用しています。

https://jp.msi.com/Motherboard/X570-A-PRO


基本的に満足しているのですが、いくつか生じてきたことがあるので書いておきます。


1, 【不具合】PCIe 4.0について

先日RTX3090を手に入れましたが、そのままではBIOSが起動しません。

PCIeスロットが2つありますが、どちらとも直挿ししてもBIOSが起動しません。

一度別のグラボを差し込んでPCIe3.0に設定してから、RTX3090を接続するとBIOSが起動します。PCIe3.0では問題なくゲームでもマイニングでも使えています。

以上からX570-A ProはPCIe4.0が不安定なマザーボードである事がわかります。

なお、M.2のPCIe4.0接続は安定しています。


2,BIOSの更新について

Ryzen7 3800Xではバージョン7C37vHAがBIOS起動できる限界でした。

なお、先日手に入れましたRyzen9 5900Xでは新バージョン7C37vHBでBIOS起動しました。

BIOSは問題がない限りアップデートするなというのは常識ですが、起動確認を自ら調べていかなければならないのが大変です。

しかし、BIOSアップデートすることで起動時や高負荷時の動作が安定することはよくあるので、なるべくアップデートしたいところではあります。


3.BIOS上にReSizeBARの項目が確認された

先日発売されたAMD RADEON RX 6000シリーズですが、AMDの500シリーズチップセットとRyzen 5000シリーズのマザーボードと組み合わせると、AMD SAMという機能が使えるというのが話題になりました。

AMD SAMとは、CPUが直接グラフィックボードのメモリに大きく割当ができるようになる機能であり、それにより性能向上を図るシステムとして宣伝されていました。しかし実は以前からBARという名称で知られている概念だったようであり、IntelCPUにもその機能自体はあったようです。しかしマザーボードではその機能は解放されてませんでした。

そこで先日、ASUSとMSIが一部Intelマザー上でBARの機能を開放しました。これによりAMDのSAMと同様の機能がIntelCPU+RX6000シリーズのGPUでも可能となったようです。

また、IntelCPU+RTX3000シリーズでも使えるようになるようです。

https://hardwaresfera.com/en/noticias/hardware/msi-resize-bar-nvidia-rtx-3000/

なお今回X570-A PROのBIOS上でReSizeBARの表記があったのでオンにしてみましたが、AMDCPU+RTX3000シリーズでは「大容量メモリの範囲」が確認されませんでした。いまのところ恩恵は受けられなさそうです。

以上

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