Windows 11でNVMe SSDを標準ドライバ(disk.sys→nvmedisk.sys)に切り替えてみた(CrystalDiskMarkで検証)
Windows 11では、NVMe SSDのドライバを NVMeネイティブドライバ(nvmedisk.sys)に切り替えることで、 速度が改善するケースがあるらしい。 そこで今回は、参考記事を元に自分の環境でも切り替えを行い、CrystalDiskMarkで前後比較してみた。
参考: Windows11でNVMe SSDを標準ドライバにすると速度が向上する?(gazlog)
検証環境
- CPU:Intel Core i5 9400F
- SSD:Corsair Force MP600 ※PCIe 3.0 x4 で接続されている。
- OS:Windows 11
- ベンチ:CrystalDiskMark 9.0.1 x64
- 設定:3回 / 1GiB / 単位 MB/s(C: 使用率 21%)
ドライバの変更内容
変更前は「ディスク ドライブ」として認識されていたが、変更後は「ストレージ デバイス」として認識されるようになった。
Before:ディスク ドライブ(SCSIドライバ disk.sys)![]()
After:ストレージ ディスク(nvmedisk.sys)
以下はBefore / Afterのスクリーンショット。
変更前(Before)
CrystalDiskMark 結果(Before / After)
ベンチ結果を表にまとめると以下の通り。
| テスト | Read Before | Read After | 差分 | Write Before | Write After | 差分 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| SEQ1M Q8T1 | 3430.26 | 3437.15 | +0.20% | 1897.15 | 2018.56 | +6.40% |
| SEQ1M Q1T1 | 2454.39 | 2498.01 | +1.78% | 674.71 | 825.30 | +22.32% |
| RND4K Q32T1 | 312.88 | 586.77 | +87.54% | 216.23 | 319.43 | +47.73% |
| RND4K Q1T1 | 47.04 | 49.89 | +6.06% | 108.82 | 128.96 | +18.51% |
体感と考察
数値で一番目立つのは、RND4K Q32T1(Read)が約1.88倍(+87.5%)に伸びた点。 実際、アプリのインストール中に出る「途中で詰まったような待ち」が減り、全体的にスムーズになった印象があった。
一方で、SEQ1M(連続読み書き)はほぼ横ばいに近い。 そのため「巨大なファイルコピーが突然爆速になる」というより、細かいアクセスが多い場面で効きやすいタイプの改善に見える。
- ゲームの起動やロード
- アプリの起動
- インストール中の引っかかり
- Windows全体の細かなもたつき
注意点
この方法は手軽に試せる一方、環境によっては相性もあり得る。特に以下のような構成では慎重にしたい。
- RAID構成の場合にはdisk.sysが適用されてしまうため効果がなかった。
切り替えは元に戻すこともできるため、気になる場合はまずベンチを取ってから試すのが安全。
まとめ
NVMe SSDをWindows 11標準ドライバ(nvmedisk.sys)に変更したところ、 連続アクセスはほぼ変化なし、一方でランダム性能が大きく向上する結果になった。
特にRND4Kの伸びが大きかったので、ゲームやアプリ中心の用途では「体感が良くなる」可能性がある。 同じように気になっている人は、まずはベンチを取りつつ試してみると面白いと思う
以上
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